おやつは犬との暮らしの潤滑油。でも「喜ぶからつい」が積み重なると、体重はゆっくり確実に増えます。感覚ではなく上限の数字を決めておくのが正解です。

結論:おやつは1日の必要カロリーの10%以内、が広く使われる目安(10%ルール)。体重5kgの小型犬なら1日約35kcal=ジャーキーなら数本、ボーロなら10粒前後が上限イメージ。おやつをあげた分、フードを少し減らすところまでがセット。

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体重別・おやつ上限カロリーの早見表

体重 1日の必要カロリー目安 おやつ上限(10%)
3kg 約250kcal 約25kcal
5kg 約350kcal 約35kcal
10kg 約590kcal 約59kcal
20kg 約990kcal 約99kcal

※必要カロリーは年齢・運動量・避妊去勢で変わる一般的な目安です。ダイエット中・持病のある子は動物病院の指示を優先してください。

「上限35kcal」は実際どれくらい?

パッケージのカロリー表記を見る癖をつけると、感覚が一気に具体化します。

おやつの種類 カロリーの目安 5kg犬の上限内で
ボーロ 1粒 約4kcal 8〜9粒
半生ジャーキー 1本 約15kcal 2本
デンタルガム(小型犬用) 1本 約30〜50kcal 1本でほぼ上限
さつまいも系 1枚 約20kcal 1〜2枚

デンタルガムは「おやつ」というより1本でおやつ枠を使い切る主役級。あげる日はほかのおやつをなしにする、くらいの意識が合っています。

しつけ用おやつは「ちぎる」が正解

トレーニングで回数をあげたいときは、1回の量を小さくして回数を稼ぐのが定石です。

  1. ジャーキーをハサミで5mm角に刻んで小分けケースへ
  2. 犬にとっては「もらえた回数」が報酬。大きさはほぼ関係ありません
  3. 市販のトレーニング用小粒おやつは最初から小さく低カロリーで楽

おやつ分はフードから引く

10%ルールにはもう半分があります。おやつのカロリー分、主食のフードを減らすこと。5kg犬で35kcalのおやつをあげたら、フードを約10g減らす——ここまでやって1日の総量が一定に保たれます。

よくある質問

Q. 人の食べ物を少しだけなら? A. 味付けされた人の食事は塩分・脂質が犬には過剰になりがちで、おすすめしません。チーズやパンの「ひとかけら」も小型犬には大きなカロリーです。あげてよいか迷う食材は動物病院に確認を。

Q. おやつを全くあげないのはダメ? A. 栄養的には総合栄養食だけで完結するので問題ありません。おやつはコミュニケーションの道具と割り切って、量より「あげ方」を楽しむのがおすすめです。


おやつの正解は我慢ではなく上限の見える化です。今日あげたおやつのカロリーを一度だけ数えてみてください。多くの家庭で「思ったより多い」が発見されます。