ドッグフードの袋に書いてある給与表、ちゃんと見たことはありますか。「なんとなくカップ1杯」で続けている家庭は意外と多く、肥満の最大の原因は毎日の数十グラムの誤差です。数字で整えましょう。

結論:正解は「いま使っているフードのパッケージ給与表」に体重を当てはめた量。目安として、成犬は体重5kgで1日約90g、10kgで約150g、20kgで約250g前後(100gあたり350〜400kcalの一般的なドライフードの場合)。計量カップではなくキッチンスケールで量るのが最初の一歩。

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体重別の目安早見表(成犬・ドライフード)

一般的なドライフード(100gあたり350〜400kcal)を想定した1日量の目安です。

体重 1日の目安量 月間消費量の目安
3kg(超小型犬) 約60〜70g 約2kg
5kg(小型犬) 約85〜100g 約3kg
10kg(中型犬) 約140〜165g 約4.5kg
20kg(大型犬) 約240〜280g 約8kg
30kg(大型犬) 約320〜380g 約10.5kg

※フードのカロリー密度・年齢・運動量・避妊去勢の有無で変わります。必ずパッケージの給与表を優先し、個体差はうんち の状態と体型で微調整してください。子犬・シニア犬・持病のある子は、かかりつけの動物病院に相談を。

パッケージ給与表の読み方3ステップ

  1. 自分の犬の「理想体重」の行を見る——今の体重ではなく、太り気味なら理想体重側に寄せます
  2. 1日量を食事の回数で割る(成犬は朝夕2回が一般的)
  3. おやつをあげる日は、その分フードを減らす(おやつの上限は1日カロリーの約10%

月のフード代を計算する

月間消費量が分かると、フード選びがコスパで比較できるようになります。

計算式:1kgあたり価格 × 月間消費量 = 月のフード代

例:10kgの中型犬(月4.5kg消費)の場合、1kg 800円のフードなら月3,600円、1kg 1,500円のフードなら月6,750円。大袋のkg単価は小袋より2〜3割安いことが多く、消費ペースが読める多頭・中大型犬ほど大容量サイズ定期おトク便の効果が大きくなります。

ただし開封後のドライフードの美味しさは1ヶ月程度が目安。小型犬1頭なら、大袋より1ヶ月で食べ切れるサイズが正解です。

フードを切り替えるときのルール

急な全量切り替えはお腹を壊しがちです。7〜10日かけて新フードの割合を少しずつ増やすのが定番の方法(初日は新2:旧8→中盤5:5→最終10:0のイメージ)。

よくある質問

Q. 給与表どおりなのに太ってきた A. おやつ・トッピング分が乗っていることが大半です。まずおやつのカロリーを数え、それでも増えるなら給与量を1割減らして2週間様子を見るのが一般的な調整です。改善しなければ動物病院へ。

Q. 体重はどうやって量る? A. 抱っこして体重計に乗り、自分の体重を引くのが手軽です。月1回、同じ条件で記録しましょう。


フード選びの正解は銘柄より先に「量」です。今夜、いつもの1食をスケールに載せる——それだけで、毎日の給餌の精度が変わります。